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2021.11.09付
【「安全企業」のつくりかた】第88回 「手を上げて横断歩道を」の落とし穴 東京海上ディーアール 主席研究員 北村 憲康氏
JAF(日本自動車連盟)が2016年から、各都道府県の信号機のない横断歩道手前の停止率を調査し、公表するようになると、その低さが問題となった。当初は停止率が10%を割り込む都道府県もあったが、21年の調査では全国平均で30・6 % になっている。
各都道府県が停止率を引き上げるためにさまざまな工夫や対策を講じてきた中で、歩行者が手を上げてドライバーへ横断の意思を伝えることが効果的であるとして注目を集めるようになった。「手を上げて横断歩道を渡りましょう」…
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