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2021.09.14付

【「安全企業」のつくりかた】第84回 交通安全教育の難しさ 東京海上ディーアール 主席研究員 北村 憲康氏

 交通環境では、たった1回の不安全行動により死亡事故につながることもあれば、たとえ100回の不安全行動をしたとしても、事故にはならないこともある。不安全行動とは、違反、不停止、不確認など、本来行うべき安全行動を怠ったものである。
 例えば、いつも安全運転をしている乗務員が、偶然にもその時だけ油断して脇見により死亡事故を起こしてしまう。一方で、いつも一時停止をしていない乗務員がいた場合でも、たまたま常に相手がおらず、結果として事故にはならないことがある。
 交通事故とは…

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