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2018.05.15付
【「安全企業」のつくりかた】第8回 「見える」から「見せる」管理者へ 東京海上日動リスクコンサルティング 主席研究員 北村 憲康氏
ある企業の管理者は、乗務員が出庫する朝の時間帯に、営業所の出入り口に立ち出庫時の左右確認のサポートをしている。また、ある企業の管理者は、毎朝、乗務員が出庫する前に、構内の清掃と異物や障害物の有無を確認している。いずれの企業も事故件数は少なく、発生率も低く維持されていた。
管理者は自席に座り、管理業務をこなし、その姿が乗務員から「見える」存在であることは当然のことであるが、事例のように、管理者が乗務員の業務空間に入り、自らが安全のための役割を発揮しているような…
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