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2020.09.22付
【「安全企業」のつくりかた】第62回 事故報告書から始まる安全対策 東京海上日動リスクコンサルティング 主席研究員 北村 憲康氏
企業で取り扱う事故報告書は主に4つの使い道がある。(1)事故対応(2)当事者の責任所在の明確化(3)再発防止(4)事故統計―である。
(1)の事故対応は、事故後の対応を警察、保険会社に委ねるためのものである。(2)は、事故の当事者となった社内の乗務員に対する責任の所在から、場合によっては社内でも処分を行うためのものでもある。(3)は事故を分析し、その原因を明らかにして、当事者と社内に指導を行うためのものである。(4)は、企業全体で起きている事故を分析し…
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