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2019.08.20付
【「安全企業」のつくりかた】第37回 急操作の誤解① 東京海上日動リスクコンサルティング 主席研究員 北村 憲康氏
安全運転教育の中には「急」の付かない運転を励行する内容がしばしばある。物流会社によっては「急」の付く運転の頻度や強度をドライブレコーダーにより測定し、そのレベルに応じて乗務員の給与や賞与に反映していることもある。筆者はこのような安全教育や乗務員評価の方法には常々疑問を持っている。その理由や本来の教育の在り方について本連載の3回分を使って取り上げる。
「急」の付く運転、すなわち急操作はアクセル、ブレーキ、ハンドルそれぞれにある。急操作が生まれる原因は大きく…
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