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2018.02.20付

【「安全企業」のつくりかた】第3回 自社リスクを客観的に捉える 東京海上日動リスクコンサルティング 主席研究員 北村 憲康 氏

 物流企業の経営者へ自社の交通事故の状況を尋ねると、次のような主観的な回答をされることが多い。
 「事故の大半は追突だ。乗務員の集中力が切れた時が事故につながりやすい」「いつも決まった乗務員が事故を起こす」「あと少し確認すればというつまらない事故ばかりだ」
 これらは自社で起きた事故に関して、経営者自身の印象を基に発せられたものが多い。概ねそれぞれの内容に間違いはないのだが、印象を基にした認識はリスクの一部を必要以上に大きく映すことや、あるいは気付いていない…

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