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2019.01.15付
【「安全企業」のつくりかた】第23回 「危険感受性」と安全習慣 東京海上日動リスクコンサルティング 主席研究員 北村 憲康氏
「危険感受性」という言葉がある。端的に言えば、危険を危険と感じる感受性のことだ。当たり前のようだが、多くのプロドライバーは危険を慣れによりさほど危険と感じなくなる傾向がある。例えば狭い走行車線の左方に駐車車両が多くあり周辺に人通りがあっても、その状況をさほど危険と感じずに加速を緩めない。駐車車両の死角が危険である可能性を頭では理解していても、「いつも誰も何も出てこない」という経験から危険と感じなくなる。このような運転行動は危険感受性が低い状態と考えられる。…
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