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2018.11.13付
【「安全企業」のつくりかた】第19回 2種類の「恐れ」を知ること 東京海上日動リスクコンサルティング 主席研究員 北村 憲康氏
安全教育の成果は、乗務員に運転中の「恐れ」を持たせることができたかにある、といっても過言ではない。この場合の「恐れ」は2種類ある。1つは「運転中にどのような危険があるか分からないから」であり、もう1つは「決まった安全行動をとらないことから」である。
前者は、これまでの事故や危険運転の振り返り、危険予測トレーニングの実践などにより対策を打てる。後者は、乗務員自身が心掛けていることが多く、走行中の安全行動の習慣のようなものである。例えば、構内バック時は降車…
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