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2018.10.16付

【「安全企業」のつくりかた】第17回 危険予測よりも回避の徹底を 東京海上日動リスクコンサルティング 主席研究員 北村 憲康氏

 「片側2車線道路の左車線を直進中、左前方に自転車が低速で走行していたため、制限速度内で追い越したところ、自転車がふらつき自車と接触しました」
 これは乗務員から会社への事故報告である。その後、会社側でドライブレコーダーの映像を確認すると、①走行道路は自転車走行が可能であること②左前方の自転車との車間距離が当初より十分ではないこと③追い越し時の加速が大きく、自転車との横の間隔も十分ではなかったこと――が分かった。
 トラックと自転車の接触事故は物流企業によくある…

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