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2022.10.18付

【「安全企業」のつくりかた】第109回 注意ミスを招く「4K」 東京海上ディーアール 主席研究員 北村 憲康氏

 昼間の走行中、横断歩道付近に歩行者がいるかどうかを確認する場合、歩行者の有無を確認すればよいわけで、容姿、性別、年齢、服装などを詳しく把握する必要はない。一方、夜間の走行中は、昼間に比べれば見にくくなる。同じように横断歩道付近の歩行者を確認する場合、歩行者の足先、服装や持ち物の一部だけでも認識できたら素早く回避できるだろうが、実際には、全体像が分からない限り、「歩行者」と認識することは難しいだろう。
 自動運転に使われるセンサーならば、センシング(感知機能)…

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