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2022.08.30付
【「安全企業」のつくりかた】第106回 適度な恐怖心の維持 東京海上ディーアール 主席研究員 北村 憲康氏
ある大手物流企業の無事故乗務員(10年以上無事故)を対象に、「なぜ、安全運転を継続できるのか」と問い掛けたところ、最も多い回答が「事故が怖いから」というもので、全回答の7割を超えた。無事故乗務員の安全運転への動機付けは、事故に対する適度な「恐怖心」であったことが分かる。
一言で恐怖心と言っても、その内容はさまざま。前出企業の無事故乗務員から、恐怖心を持つに至った要因として挙げられたのは、(1)自らの事故の経験(2)自らの社内的な立場(3)安全教育・研修(4)…
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