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2022.08.09付
【「安全企業」のつくりかた】第105回 事故報告書を教科書と考える 東京海上ディーアール 主席研究員 北村 憲康氏
物流企業の事故報告書を見ると、その会社の安全対策や教育の考え方をうかがい知ることができる。事故報告書は、事故後の社内共有や、損害保険会社との連絡に使われるものだが、注目したいのは、報告内容そのものよりも、報告書の項目とバランスである。
事故報告書は、(1)事故日時、場所(住所)(2)事故場所の見取り図(3)当事者情報(自車と相手方)(4)事故原因(5)再発防止―の大きく5つの項目で構成されていることが多い。実際によく見るバランスは、見取り図が大ざっぱな…
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