「健全化へ勝負時」　全ト協・坂本会長　果敢に荷主交渉継続を

　全日本トラック協会の坂本克己会長は、2023年の年頭所感で「今が業界のさらなる健全化への勝負時」とし、標準的な運賃や荷主への働き掛け制度を生かして、荷主へ果敢に運賃・料金交渉を続けるよう呼び掛けた。
　来年3月末で時限を迎える標準的な運賃の届け出率や、荷主への働き掛け制度の実効性が高まりつつある中、坂本会長は「ドライバーの労働条件改善を実現していくため、時限措置延長・恒久化への対応が強く求められてくる」と言及。悪貨が良貨を駆逐しない公平公正な競争の基盤づくりと…
　

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