【海上輸送ガイド】内航船　脱炭素技術の開発進展　導入コストがハードル

　カーボンニュートラル(炭素中立)の達成に向け、脱炭素化技術を搭載した船舶の開発が進んでいる。従来のディーゼル船と比較して二酸化炭素の排出量が少なく、今後さらなる研究・開発の飛躍が期待される。一方、複数の船社からは導入コストの高さを指摘する声が聞かれ、導入のハードルは高い。

　船はトラックと比べ一度に大量の貨物を運ぶことが可能で、排出される二酸化炭素量が少ないことが特長だ。近年、西日本を中心に投入された新造船では、燃料消費が少ないエンジンや燃費向上につながる船型…

全文ご覧になりたい方は、「紙面」もしくは「電子版」のご購読をお申し込みください