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2024.10.29付
【共創】理念は立ち戻る物差し~持続可能性を目指し(3)~ 流通経済研究所 堀尾 仁 特任研究員
前回紹介した「理念」と「目的」は、プロジェクトで徹底的に議論した。「コストダウンという文言を入れたい」「このプロジェクトの目的は運べなくなる状況を避けるために立ち上げた。だから入れるべきではない」「社会的合理性とは何か」「食品業界横断の全体最適とはあまりに高邁(こうまい)ではないか」
読者なら十分に想像がつく状態だ。ここは結論を急がず、何度も行ったり来たりの議論を繰り返した。
ここでのポイントは2つあった。
一つ目は、物流会社からの数字、写真、動画を使っ…
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